Twitterでtsudaる議員→#jpbuget→勝間和代→国の予算の無駄遣いを減らす話

久々に更新する気になったので。Twitter話。

Twitter議員が増えてる話。

今ぐぐったらWikipediaに頁が出来てた。Twitter議員 - Wikipedia
私が知ったのは山口さんのブログ逢坂議員橋本岳議員Twitterを使ってるとの記事から。
日本のTwitterユーザーの中で注目を集め始めた「tsudaる」を実践してる議員さんが居ると知った時はちょっと素直に感動した。即フォロー。
実際こういう層の方々が参加した会合や審議会のリアルタイム発信を読むのは政治素人の私から見ても中々面白いです。
全部は読めませんけどね。

Twitter議員、人気を得るの話。

で、何日か過ぎると特に逢坂議員がさまざまな媒体の取材を受け始めてました。(IT系と海外)
Twitter議員 - Wikipedia
ずいぶん盛り上がってきたな〜という印象。

#jpbudgetハッシュタグの話。

そんな中、今日のはてブホッテントリ
はてなブックマーク - 逢坂議員HPより 国の予算・決算は非公開
が上がりました。
文書の中身を読むと実際の官僚との折衝の中でどれだけ国の予算の執行状況がどんぶり勘定にされているか、不明瞭にされているかが「ざっくり」まとめてある。*1


また、この文書の話題を基点にTwitter上で#jpbudgetのハッシュタグで皆が発言し合ってる事が判りました。
目に付いたのは「とりあえずIT技術を使って公開できるようにすべき」「そんな情報も無い状態でいくら今の議論を重ねてもムダ」という意見ですね。


私も同感です。国の予算に関わる数字は、自衛隊など国防に絡む情報以外は原則全てWebで検索できる状態にすべきと思います。
それこそ皆で寄ってたかって分析して改革案を検討するのに。

もう1つ、勝間和代Twitter参戦の話。

そんな中今週末は更に日本のTwitterに新展開が。
時の人、勝間和代さんの参戦。いや戦争してる訳じゃないですが。


しかし勝間さん、初っ端からすごい投稿数で使い方をTwitterの中で聞いてました。
めっちゃ忙しい人のイメージが強かったので意外でした。
それに答えるように皆も使いやすいクライアントの話とかTwitterのルールとかどんどん教えながら、あっというまに存在が広まってフォロー数も軽く4桁行ったようです。
バズッターの上位を「勝間和代」と「rubykaigi」が争ってると冗談言ってる方もいました。

官僚の疲弊の話。

その中で勝間さんの勝間和代 on Twitter: "さっきまで、この原稿を書いていました。http://bit.ly/VaFOn"の発言から引用先の記事勝間和代の『誰でも出来る』日本支配計画を読み始めると、第13回 「なごり」政治の改革(2) 私たちも悪循環の一部である (2009.5.14)の中の一文を見つけました。

(3) なぜ官僚が政治家の代わりに国を動かすのは昔からなのに、日本はダメになっているのか?

官僚たちが、疲弊をしているからです。国の予算が赤字続きで人員が補填されないなか、国会の政党間の綱引きのあおりを受けて、官僚には国会答弁の直前に政治家から大量の質問が送られます。回答を作成するのに優秀な官僚の時間は費やされ、仕事はパンクし、官僚は普通の生活すら送れていません。日本の政策作りをリードしている官僚の仕事こそ、ワークライフバランスから程遠いところにあるのだから、日本でワークライフバランスが浸透しないのも当然です。

第13回 「なごり」政治の改革(2) 私たちも悪循環の一部である (2009.5.14)

では、どう解決すべきなのか?

先ほどの逢坂議員の文書の話とこの勝間さんの官僚疲弊の話は、一般人と官僚とがお互いの問題から先に強調すれば、必ずどこかで繋がって来る話です。というより真っ向から対立する主張になる。

#今の政治家達に任せてもそこまでの話にとても及ばないのが情けない限り。


だからこそ、この対立を前向きに解決する手段として、#jpbudgetで恐らく皆が思い描いていた「全省庁を統一しての予算情報のIT化」を強力に推進する事が有効だと思いました。
大変強く思いました。
これを徹底することで「官僚の業務合理化」と「一般人への情報公開、市井の意見の活用と政治参加の強化」の両方を同時に実現できる流れが作れるはずです。Win-Winを目指せます。


恐らく特に官僚内部を中心にこの話に反対する勢力はわんさか居ると思います。
ですが、もしこれが実現すれば日本としては先にあげたメリットの他にも「重要なメリット」を享受できるはずです。


それは、日本が世界の国々に先駆けて先進的な次世代の政治システムを発明する*2ことで、他の国々からの尊敬を集められる状況を作ることができる、というメリットです。

日本は戦争は捨てました。自衛隊は私はこれからも頑張って欲しいというスタンスですが、他国を侵略する事は徹底して放棄すべきです。侵略を放棄した状態でかつ経済力の衰退が確定のこの国の国防を維持する為には、徹底して日本の好感度を上げる戦略が必要と考えます。この戦略ならば、昭和40年代生まれで普通に日本の教育を受けてきた私の心情として、心から納得のいく戦略だからです。


そのための手段は、第1に諸外国の若者に人気のアニメ・マンガ文化+古来からの伝統文化の輸出として、第2がこの完全IT化戦略・情報公開戦略にすべきです。特にターゲットは、現状では日本との感情的な関係が一定に定まってしまった中国・韓国・北朝鮮以外に注力すべき。その方がより良い効果が先に期待できるから。

で、とりあえずやれること。

自民党でも、民主党でも、どこでも良いです。

「全省庁を統一しての予算情報のIT化」

を第1優先で政策に掲げてくれる政党に、投票します。
そういう政党が無い場合は、遠回りでもネットとリアルの両方でそういう意見を募っていきます。
といっても、日々の会社での仕事はこれまで通り欠かさずやるので。それを止めてまで特別な活動をやるつもりは無いです。


ネットの力があれば、そういったコストを劇的に下げることができるハズ。

*1:でも「ざっくり」な文書のせいか内容なのか?他の閲覧者からは若干disられたみたいです。詳しくは読み取れなかったのですが逢坂議員も(馬鹿な文章をかいていたことに今気付きました。トホホ。)とか言ってますし。

*2:既にアメリカで取り組まれているという話も聞きますが