.wsf形式ファイル
偉そうにVBScriptについて語り始めたそばから基礎的な知識が間違っていた訳ですが、懲りずに「じゃ、今度は.wsf」について調査。
(追記あり 2008/12/29、VW2005Expressで編集できるに関連記事をアップ)
Windows スクリプト (*.wsf) ファイルは、XML (Extensible Markup Language) コードを含むテキストドキュメントです。Windows スクリプト ファイルでは、スクリプトの柔軟性を向上するいくつかの機能がサポートされています。Windows スクリプト ファイルはエンジンに依存しないので、Windows スクリプト互換の任意のスクリプト エンジンで作成したスクリプトを Windows スクリプト ファイルに含めることができます。Windows スクリプト ファイルは、一種のコンテナとして機能します。
Windows スクリプト ファイル (.wsf) を使用する
Microsoftのサイトの解説文です。相変わらず英語の直訳文で理解しづらい。スクリプトとかスクリプトファイルとか一杯並んで混乱するんじゃい。
同じページにサポートされている機能の表がありますが、私にとって重要なのは
です。コレはメリットがあります。
あと表にはないですが、ダブルクリック起動可能なのは開発の便利さから言っても助かります。
複数のスクリプトエンジンサポート、タイプライブラリ(定数サポート)、ジョブの定義…この辺は使うことで実用上便利になることはなさそう。
反対にデメリット。
- ツール
任意の XML エディタでファイルを編集できます。→(追記 2008/12/29)間違い、VW2005Expressという強力な開発環境を無償配布してました
って、どうゆうことなんでしょう (-_-;)
XMLエディタというのはWindows環境ではフリーソフトでお手軽なソフトを私は知りません。
だから極力XMLをエディタ編集することは避けているというのに…単にMicrosoftが、.wsfについては編集環境を準備してないことをユーザー側に丸投げしてるだけじゃないですか;;;
(追記 ここまで)
試しに私が愛用しているK2Editorで開いたところ、.vbsでは色が着くのにやっぱり.wsfは駄目。
会社のPCならば1台だけVS2005Stdが入ってるからそこで開いたらコード認識してくれるだろうか…
更によーく考えると、メリットだった外部ファイルのインクルードも、最近使われるようなプログラム言語には必ずある機能の「名前空間」の指定機能がない。ということは(スグには引っかからないだろうけど)名前衝突の危険もやはり続く訳だ…
そのほかに.wsfの便利な活用例が見つからない。
ということで、私の結論としてはWindows Ruby on Rails サーバ構築の手段としては、.wsf は利用しない!事にしました。
そういう方針で行きますので、宜しく。
一応代わりの手段のアイデアもあります(ちょっとアレな手法ですが)。*1
*1:その他私個人の事情として、仕事でどうしても使う必要のある開発環境の中に.vbsで完結させないといけない製品があるという条件も判断材料でした